オーブントースターがない我が家です
オーブントースターが無いと言ったら、みんなに凄くびっくりされたんだと子供が目を丸くして帰ってきました。
社会科の授業で、今と昔を色々比較してみるといった内容だったようです。
そこで、色々な電化製品について話し合った際、どうやら我が家でオーブントースターが無いということが知れ渡り、盛り上がったようなのです。
正直、ちょっと恥ずかしいなと思いました。
安いものであれば、恐らく3千円も出せば購入できるものだと思います。
もちろん買えないわけではありません。
それに、置くスペースがないということでもありません。
パンを食べないこだわりの家庭でもありません。
ただ、必要が無いから無いだけなのです。
ではどうしているかと言うと、パンをトーストする時はグリルを使って焼いています。
現在のような機能的な物ではありませんので、小窓から焼いているところを見張っていなければなりませんが、たかだか10秒やそこらですから大した問題ではありません。
それに、私はフレンチトーストが信じられないくらい得意なので、こちらを作ることが多く、やはりあまり焼くという発想が無いのです。
こんな感じで、かれこれ10年以上来てしまいました。
「オーブントースターは無いけどさ、ちゃんとオーブンはあるって言ったんだよね」と子供に訊くと、そんなくだらない見栄は張るなとがつんと一言。
無いということがむしろ面白い人だと思われたようで、子供はそれをちゃんと分かった上で、オーブントースターが無いとみんなに自慢したようなのです。
子供の方が、私よりも世渡り上手かもしれません。
でも、やはりオーブンがあることを言って欲しかったと思います。
和製英語
この間、テレビで和製英語に関する特集をやっていました。
なかなか興味深い内容で、真剣に見てしまいました。
てっきり英語だと思っていた身近な言葉が、実は日本人が勝手に作り上げた「英語っぽい」日本語だったりするんですね。
その番組で挙げられていた和製英語のひとつとして、「ジーパン」というものがありました。
普段から慣れ親しんでいる単語でしたし、完全に英語だと思っていたので驚きました。
ジーパンは「jeans」と「pants」を組み合わせた言葉で、英語では「jeans」と言うんだそうです。
一体、誰が最初に言い出したんでしょうね。
言葉と言葉を組み合わせて出来た和製英語は、他にも結構ありました。
「サラリーマン」は「salary」と「man」の組み合わせ。
英語では「office worker」と言うそうです。
うーん・・・なんだか違和感がありますね。
あと、「オーブントースター」は「oven」と「toaster」の組み合わせだそうです。
英語だと「toaster oven」・・・なぜ逆にしてしまったのか、謎ですね。
他にも、英語だと思い込んで使っていた和製英語がかなりありました。
いちいち取り上げていたらきりがないほどです。
海外旅行に行く時など現地の外国人と話す時は、恥をかかないように気をつけないといけません。
要するに、世の中で使われているカタカナ言葉が全部英語だとは限らないということです。
公用語と言われる英語を取り入れたと見せかけて、日本独自の文化に変えてしまったわけですね。