サラリーマン風の男

先日、警察官が路上で自分の下半身を露出したり、女性の身体に触ったりという猥褻行為をし、逮捕されたというニュースを見ました。
このような犯罪は毎日のように起きていると思います。
私も以前、電車内で何度か痴漢にあったことがありますが、その時は恐怖で、周りに助けを求める事が出来ませんでした。
以下、私の経験談です。

私が痴漢にあったのは2回で、始めは高校3年生の時、2回目は大学2年生の時でした。
高校生の時は、学校から帰る電車に乗っており、比較的空いている社内で4人掛けのボックス席に座っている時でした。
受験を間近に控え、参考書を読んでいたのですが、サラリーマン風の男性が私の目の前に座りました。
他にも開いている席はいくらでもあるのに、何でわざわざ私の前に座るのだろうと思いましたが、特に気にせず参考書を読んでいました。
しかし次に瞬間、そのサラリーマン風の男が自分の足を使って、閉じて座っていた私の足を開こうとしてきました。
いきなり足を触られビックリした私は、気持ち悪くなって急いで席を立ち、別の車両へ移動しました。
その後無事自宅に帰ることが出来ましたが、とても怖かったです。
また他人事だと思っていた痴漢被害が、まさか私も受けるなんてと衝撃でした。
大学生の時は、休日友達と買い物に行った時でした。
友達とは現地集合で、私は電車でその場所へと向かいました。
一番端の席に座っていたのですが、ある駅でまたサラリーマン風の男性が乗車し、私の横に座りました。
しばらく電車が走ったかと思うと、太ももの辺りを触られている事に気付き、見てみると隣の男が自分のカバンの下に手を隠し、他の人からは見えないように私の太ももを撫でていました。
気持ち悪くなった私はすぐに席を立ち、車両を移動しました。
幸い次の駅が目的地だったので良かったのですが、あのまま電車には乗っていられなかったと思います。
その日の帰りは、なるべく女性が沢山乗っている車両に乗って、用心しながら帰りました。
以上が私の経験した、痴漢から受けた被害です。
何であの時大声で言えなかったのだろうと悔しい気持ちもありますが、そんな事をして危ない目にあっていたらと思うと、なんだかモヤモヤします。
一刻も早く、この世からそんな卑劣な行為がなくなってほしいです。

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