夏場のゴミ捨て場にはカラスがいる
特に夏場は、ゴミ捨てが大変です。
理由は一つ。
カラスがどこからともなくなって来て、思いっきり荒らすからです。
あんな小さな鳥のどこにそんなパワーがあるのかわかりませんが、とにかく賢く食べ物を探し出して行くのです。
ほんのわずかな時間であっても、彼らが一仕事を終えるには十分な時間のようです。
最初は、手で追っ払ったりもしていました。
ところが、そのような行為をするとカラスの反撃に会う危険があると言うではありませんか。
カラスはとても利口なので、ちゃんと顔を覚えているようなのです。
ですから、絶対に手出ししてはいけないと注意されました。
結局、散々荒らされて残飯やティッシュなんかが散らばった道路を、見つけた人が処理するような感じになっています。
片づけなければ、人が歩くことも難しい状態の時もあるからです。
冬はそんなことはありませんから、夏よりは安心してゴミ捨てができます。
この間カラスたちはどこに行っているのでしょうか。
彼らも食べて生きて行かなければなりませんから、仕方がないのかもしれません。
でも、もう少し何とかならないものでしょうか。
小さな包みに入っているようなクッキーや煎餅さえも、上手に嘴と足を使って開いて食べています。
カラスたちはどこかで私たち人間が食べているところを見て、学習しているのでしょうか。
それとも、自分で工夫して食べ方を導き出したのでしょうか。
いずれにしても、恐るべき能力だと思います。
カラスのことで悩んでいるのは我が町だけではなさそうです。
被害を受けている方も少なくないと聞きます。
たかが鳥。
されど鳥なのでしょう。