突然の友達からの会いたいコール
滅多に弱音など吐いたりしない強い友達から、どうしても会いたいと連絡がありました。
同じ年齢の子供を育てている私たち。
近くに住んでいるわけではありませんが、こうやって困った時に会って色々相談できることにいつもとても感謝しています。
普段なら私の方から会いたいコールをしているのに、この時ばかりは違いました。
一体何があったのか、私は自分のことのように不安な気持ちになり、もちろんすぐに行くと返事をしました。
色んな話をしました。
中でも中心は子供のこと。
子供のことと言うよりも、子供の学校関係のことでした。
友達の胸に抱えている問題や悩みは、そっくり私にも思い当たることばかり。
友達の辛さや悔しさも手に取るように分かりました。
自分のことであれば、どんなに楽でしょう。
本当に嫌になったらその方から距離を置いたり、会わないようにすれば良いのです。
しかし子供の学校となるとそうは行きません。
苦手な方とも何とか付き合って行かなければなりませんし、不愉快な気持ちにさせられた時も笑って我慢しなければならないことがたくさんあります。
私の友達は皆自分の世界を持っている人で、他人の生き方や考え方についてあれこれ言ったりしない人ばかり。
それがどんなに心地よく恵まれていたのか、今凄く分かります。
学校関係の親御さんたちには色々なタイプの方がいらっしゃって、グループを作りたがる方も少なくありません。
私たちのような、一人で自由にやりたいタイプは気に入らないのでしょう。
結局友達に良いアドバイスはできませんでしたが、「私も同じだよ、頑張ろう」とだけ言ってきました。