バスとの不毛な闘い

私は毎朝会社に行くためにバスに乗ります。
バス停までは歩いて15分ほどかかります。
今の時期は雪で道路がつるつるすべるので、注意深く歩いているため、20分位かかっています。

数分置きにバスが来るので、ひとつ乗り過ごしても次のバスに乗ればいいのですが、22分のバスを逃すと次は34分のバスを待つことになります。
34分のバスだと、会社に到着するのが始業時間ぎりぎりになってしまい、朝から冷や汗をかくはめになります。
そんなわけで、最悪でも22分のバスには乗らなければなりません。
しかし、この22分のバスがなかなか時間通りに来ません。
だいたいいつも、10分から15分ほど遅れて来ます。
待つのが嫌いな私は、おおよそそのぐらいの時間にバス停に着くようにしています。
不思議なもので、どうせ今日も時間通りには来ないだろう、と油断していると、ピッタリ時間通りに来たりして。
そういう時はため息をつきつつ、仕方なく34分のバスに乗ります。
34分のバスも当たり前のように遅れて来るので、そうなるともう遅刻寸前です。
バスの中で走り出したい衝動に駆られますが、そんなことをしたら頭のおかしい人だと思われるので、じっと我慢。
バスを降りたら会社に向かって猛ダッシュです。
そもそも私は自他共に認める時間にルーズな人間です。
22分のバスに間に合うように家を出れば何も問題はないわけですが、そう簡単にはいきません。
それができるなら何も苦労しないわけなんですが・・・。
毎朝繰り広げられる私とバスとの闘い。
不毛な闘いはこれからも続きそうです。

疲れ果てた夜行バス

学生のころ、友人と二人で東京ディズニーランドを目指して、夜行バスに乗りました。
激安だったため、車内は満席で、通勤電車のようでした。
窓からのすきま風もすさまじく、二人とも風邪をひいてしまいました。

最近高速バスの事故をよくニュースでみかけます。
若い頃はとにかく安さに目が行きがちですが、ネットに口コミや評価が載っているので、
じっくり検討してから決めたほうがいいと思います。
私もよく激安バスツアーで旅行にいったものですが、やはり運転が荒かったり、高速道路を使わず細い山道をくねくね行ったりされて、酔う人は必ずいました。
せっかくの旅行なのに、思い出といえばバスのことばかりです。
日帰りバスツアーもよく友人から誘われますが、バスにいい思い出がないのでお断りしています。
また、息子が大学生の頃も、よく激安のスキー夜行バスツアーに行っていました。
本人は絶対事故なんかに合わないという、根拠のない自信があったようですが、
やはり親の立場にたつと、無事現地に着くまで心配でした。
安いから危険、高いから安全ということはないとおもいますが、
あまりにも安すぎるバス会社は、それだけ過酷な労働を運転手さんにさせていることが多いと思います。
電車でいくのと少ししか価格が変わらないのなら、駅から歩いたり、旅館の送迎バスがあれば
それを利用したりしてもいいのではないでしょうか?
タクシーを利用しても、人数で割れそれほどかからないと思います。
楽しいバス旅行を一度は経験したいので、安さと安心のバランスを考えながら、いろいろと検討しています。

«
»